町山耕太郎の抽象画は、見る者との静かで力強い対話を生み出します。
赤ん坊が世界を見るような、意味や奥行きを持たないフラットな視覚から着想を得て、色と形だけで構成された画面は、個々の記憶や感情、想像力を自然に呼び起こします。
ポスト・カラーフィールド的な色彩探求と、知覚の構造に対する独自のアプローチが融合した作品は、見る人に“まだ名前のない世界”を体験させてくれます。
Feeling/ ここち
2023
91 x 72.7 x 2.7 cm/ 35.8 x 28.6 x 1in
Acrylics on canvas